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第1078回 効能調味料     2008年08月29日

 先日、イタリアンレストランのテーブルの上にガルムが置かれているのを発見しました。ガルムは古代ギリシャに起源を持つ魚醤の一種で、日本の醤油と等しく万能調味料として扱われます。

 かつては魚の内臓やイワシ、サバなどに塩を加え、天日に晒しながら発酵させて作られていましたが、今日ではカタクチイワシと塩を交互に重ね、塩蔵熟成させて仕上げられています。

 どちらかと言えば魚醤特有の臭みは少ない方で、色合いや塩分が多めの味については、淡口醤油に似た印象があります。最高級品ともなれば高級ワインの数倍の値段が付くとまで言われますが、旨味を加えるという点では醤油の方が勝っているように感じられたのは、単に慣れの問題でもないと思います。

 かつて日本の醤油は、その風味が外国の方には受け入れられないと言われていた事があります。しかし、和食が広まるにつれてそうした抵抗感もなくなり、今では世界中で愛用されています。

 そんな醤油も減塩ブームの中で、若干敬遠される傾向があったのですが、新たな健康成分が見付かった事でイメージが変ってくるのではと思っています。

 SPS・・・醤油多糖類は、文字通り醤油に含まれる多糖類の総称で、最近の研究によって体内への鉄分の取り込みを円滑にする事が判ってきています。

 食物からの鉄分摂取が減少した事だけでなく、鉄製のフライパンや鍋からフッ素樹脂加工された物へと変化した事で、鉄分不足が日常的に起きていると言われる中、調味料に含まれる成分で鉄分吸収を高める事は、大変ありがたい事と言えます。

 また、SPSは一日あたり600mgの摂取で、通年性のアレルギーやスギ花粉症に対して有効なアレルギー症状の軽減効果を発揮したとも言われます。

 SPSは醤油100mlに1gの割合で含有されるとされていますので、アレルギー対策として1日60ml。ちょっと多すぎる気がしますので、アレルギー対策として醤油の飲用というのはお薦めできませんが、上手に生活に取り入れていきたいものだとおもってしまいます。


 



第1077回 紛らわしい名称     2008年08月28日

 このコラムでよく似た名前の薬剤が多数存在し、間違えると非常に危険という話題を取り上げようと思っていたのですが、その矢先、薬剤名の間違いによる誤投与に起因した事故が起こってしまっていました。

 事故は肝硬変で入院した70代の女性患者に対し、腹部に溜まった水を排出するために利尿作用のある治療薬「アルマトール」を投与すべきところを、誤って血糖値を下げる糖尿病の治療薬「アマリール」が投与され、4回の服用によって意識不明となり、意識が戻らないまま半月後に死亡したというものでした。

 誤投与と死亡との因果関係は特定できないとされていますが、薬剤の名称が似ている事による危険性を語る上では象徴的な事故と言えるのかもしれません。

 薬剤の名称が似ている事による危険性は言語学の観点からも指摘されていました。言語学上、名称の2文字目と3文字目は転倒が起きやすく、その次に3文字目と4文字目の転倒が置きやすいとされます。

 また1文字目と2文字目が同じであったり、末尾が同じである事や文字数が同じである事も誤用が起きやすく、「ン」「ソ」「シ」が同じ位置にある事も間違いの起こりやすさを助長するとされています。

 典型的例としては、「イブプロフェン」と「インプロフェン」、「バソトミン」と「バントシン」などが上げられますが、実際言われてみると確かに間違いやすさが納得できます。

 誤用に繋がりかねない事から名称を変更された薬剤も多数存在しますが、危険性や影響の大きさを考えると一定のガイドラインを設けて明確な違いを設定しなければならない段階にまできていると思えてしまいます。


 



第1076回 3型糖尿病     2008年08月27日

 糖尿病の存在やその怖さは広く知られており、体内で充分なインシュリンを生産できなくなって起こる「1型糖尿病」、身体がインシュリンに充分な反応をできなくなって起こる「2型糖尿病」と、原因別によって大きく分けられている事も一般的に知られています。

 そんな1型、2型に加え、3型糖尿病の存在が解明されてきています。インシュリンは血糖値が高くなった際、血液中の糖質を脂肪細胞の中へ取り込ませる事で血糖値を下げる働きをする唯一のホルモンで、すい臓のランゲルハンス島と呼ばれる部分のみ作られると考えられてきました。

 しかし、最近の研究でインシュリンは極めて少量ですが脳内でも作られ、血液脳関門を通り抜けるだけでなく、これまでは無関係と考えられてきた中枢神経にも重要な働きをしている事が判ってきています。

 インシュリンは学習と記憶に重要な役割を果たしている事も確認され、インシュリンを注射や経鼻スプレーなどで投与された人は、すぐに物語の回想や記憶に関するテストの成績が上がり、学習する事によってインシュリン値は上がるとされます。

 重度の記憶障害を特徴とするアルツハイマー病にもインシュリンが関係していると考えられ、健康な人とアルツハイマー病の患者とでは、脳内のインシュリン濃度の平均値で4倍、インシュリン受容体の数では10倍もの開きがある事が確認されています。

 脳内で糖尿病と同じような状態が起こっている事がアルツハイマー病やパーキンソン病、ハンチントン病といった神経変性症の原因と考えられるようになり、それらの神経変性症は3型の糖尿病と呼べるのではという意見も出されています。

 実際、ハンチントン病の患者では糖尿病の罹患率が7倍も高く、パーキンソン病患者の過半数は糖代謝に問題を抱えているとされます。今のところインシュリンに関する障害がどのように脳神経にダメージを与えるかについての詳細なメカニズムは明らかにされていませんが、身体のインシュリン応答を高める化合物を与える事で初期のアルツハイマー病患者の認知機能低下を遅らせる事が判っている事からも、脳の神経変性症のいくつかは新たな糖尿病と呼ばれる日も近いのかもしれません。


 



第1075回 酒銘正宗     2008年08月26日

 正宗というと最高峰の刀鍛冶の一人、または正宗が作刀した刀剣の事を指し、武功を上げた武将が褒美を受け取る際、一国を賜るよりも正宗一振の方が良いとしたエピソードが残されていたり、今日でも展示会に出展される事があっても別格扱いされ、あくまでも参考出品として値段が付けられていないあたりにもその価値の高さが解ります。

 そんな正宗の名前が刀剣以上に使われている物があります。それは日本酒の銘柄で、○○正宗というといかにも日本酒の名前のように聞こえてしまいます。

 そんな正宗の名前は、ブランデーのナポレオンなどのように最高峰のものとして使われているように思えてしまうのですが、実はまったく違う経緯から付けられている事はあまり知られていません。

 正宗の名前を使い始めたのは「桜正宗」が最初とされ、当初は桜が付かない「正宗」が酒銘だったそうです。元々は役者の名前に由来した「薪水(しんすい)」という酒銘で流通していたものが、酒銘が女性的であるとしてあまり好まれなかったので改名の必要性が感じられていました。

 何か良い酒銘はないかと考えながら住職の下を訪れると、住職の机の上に経典があり、表紙には「臨済正宗」と書かれています。「正宗(せいしゅう)の語呂が「清酒(せいしゅ)」に通じる事から、天保11年(1840年)に「正宗(せいしゅう)」の酒銘で販売する事にしたのですが、マサムネと呼ばれて親しまれてしまったために「正宗(まさむね)」が一般銘となっています。

 その後、正宗の酒銘は全国的に流行し、各地に正宗が見られるようになっていきます。明治時代になって商標制度が作られた際、正宗を正式に商標登録する申請が出されますが、既に多くの蔵元が正宗の酒銘を使用しており一般名称化していた事から受理されず、国の花である桜の名前を冠して「桜正宗」として商標登録が行われています。

 最高峰の名前であり、切れ味が鋭いイメージもある事から日本酒の名前には最適だったように思われて、銘名者のセンスの鋭さを感じずにはいられない酒銘だったのですが、意外にも鋭かったのは駄洒落のセンスだったようにも思えてしまいます。


 



第1074回 底?台?     2008年08月25日

 茶碗や皿、湯飲みなど焼き物の器を購入した際、一番最初にする事が、底の部分に充分に水を含ませてから目の細かい紙やすりを使ったり、二つを合わせて擦ったりしてざら付きを取ります。

 そうする事でテーブルなどに傷を付けてしまう事を防ぐのですが、このざらついた部分を私は「糸底」と呼んでいます。糸底は器を安定して接地できるように作られた部分で、糸底がある事で器は簡単に転がったりする事がなく、器を持ちやすくしたり、中に高温の物を入れて器自体の温度が上がってしまっても、糸底の温度はそれほど上がらない事から器を手に取る事ができたりします。

 また、デザイン的にも糸底がある事で器はより完成された形に見えて、安定感を増してくれます。糸底にはそうした機能上の意味だけではなく、器を作る上で重要な役割があります。

 陶器や磁器は窯で焼き上げる際、2割ほど縮むという性質があります。そのため底の部分がべったりと接地していては、焼き上がるにつれて全体に歪が生じてしまいます。それを防ぐために設置面積を減らす工夫が要るのですが、その役割を担うのが糸底の存在となります。

 しかし、糸底自身もうまく作らないと歪みを生じる原因となり得るので、糸底の成型にも神経を使う必要があります。骨董品の器を鑑定する際に器を逆さにして糸底の形や状態、釉薬のかけ具合などを注意深く見る事も、糸底を見る事で作者の腕が判るという事に由来しています。

 そんな糸底ですが、鑑定する際などには「高台」と呼ばれています。百科事典などを見ても、器の底の部分を図示したものについては高台という呼び方ばかりで、糸底という呼び方はほとんど使用されていません。

 糸底という呼び方が使用されないのかといえば、辞書では高台の説明に糸底を参照するように書かれ、糸底を引いてみると高台を参照するように書かれています。

 糸底の名前の由来は、陶磁器を作る際、粘土をろくろで回して成型を行い、最後に濡らした木綿の糸を使って台座から切り離す事にあります。そのため糸尻という呼び方もあり、陶芸の工程の一部からきている事が伺えます。

 それに対し高台は、鉋などを使って削り出した一段高い台からきていて、器が成型されてから後付される脚などにも適応できるという意味では、糸底よりも汎用性が高い名称のように思えます。

 糸を使って切り離したものが糸底で、削るなどの加工によって成型されたものが高台という感じで捉えて良いのかと思うと、厳密には糸底も設置面積を減らし、重量を軽くする事から内側を削る加工が施されています。

 本来、器に問われる機能に関わる部分ではない事や、特段の注目が集まる部分でもないところから、あまり意識して名前を呼ばれる場所でもないとして、呼び名そのものを曖昧にしているとも考えられます。

 器を少し離して眺め、下の方にある台座として見た場合が高台。ざら付きを取ったり、器を真下から眺めて底面を意識した場合が糸底。とりあえず私の中では、そのように使い分ける事にしています。


 



第1073回 ブナシメジに一手間     2008年08月22日

 先日、ホンシメジとブナシメジの間にある5倍もの美味しさの開きについて話をしましたが、美味しくないと言われてしまったブナシメジでも調理前の一工夫で美味しさを大きく高める方法があります。

 ブナシメジに限らず全ての生物は細胞で構成されています。細胞の中心には核があり、キノコの美味しさを決めるグアニル酸やグルタミン酸、アスパラギン酸などは、核に多く含まれています。

 ブナシメジを調理する前に細胞の核が壊れて、中に含まれる旨味成分が流れ出しやすくする事でブナシメジの美味しさを引き出す事ができます。やり方はそれほど難しい事ではなく、天日干しにするのが手軽でやりやすいかもしれません。

 買ってきたブナシメジを袋から取り出し、小分けせずにそのまま2日ほど天気の良い日に天日干しにします。それだけで水分を失ったブナシメジの細胞は縮み、核の壁が壊れやすくなってしまいます。

 もっと簡単な方法としては、ブナシメジを冷凍するというのもあります。買ってきたブナシメジを石突きを取り、使いやすい大きさに小分けした後、冷凍庫に入れて1日ほど置いて冷凍します。凍結した事でブナシメジの細胞は壊れやすくなり、また調理する際の温度差も細胞の壊れやすさを助長してくれます。

 干したり冷凍したりして美味しさを増したブナシメジは、弱火でゆっくりと加熱すると更に美味しさがアップします。60〜70度で加熱されると、ブナシメジの核酸が変化をはじめ、旨味成分へと変っていくためです。

 最後にこれは基本ですが、ブナシメジに限らずキノコは洗い過ぎない事が大切です。キノコの旨味成分は胞子の中にもたくさん含まれているので、洗い過ぎて胞子を流してしまうと美味しさの素を失ってしまう事になります。簡単な一手間でより美味しくなるので、一度お試し下さい。


 



第1072回 再確認     2008年08月21日

 日本人の健康に対する意識は、決して低い方ではないと思うのですが、重大な心疾患の危険因子とされる喫煙率は、諸外国と比べて飛び抜けて高いとされます。

 しかし、日本人の冠動脈の石灰化や頚動脈の肥厚は有意に少ないとされ、血管のプラーク発生も極めて少ないとされます。冠動脈性心疾患の発生率も低い事が確認されている事から、喫煙率の高さというマイナス要因を打ち消すものが日常生活の中に隠されていると考えられてきました。

 特に注目されてきたのが魚を摂取する機会の多さで、米国心臓協会が定めるガイドライン、心疾患のない人は、脂分の多い魚を少なくとも週2回は摂取する事。既に心疾患のある人は、オメガ3脂肪酸を毎日少なくとも1g、できれば魚から摂取するようにというものに適うものとなっています。

 魚類を多く摂取する事が健康を維持する重要な因子となる事は明白ですが、同時に飽和脂肪酸の摂取を控える事も大切とされます。日本人と同じように魚食の多い事で知られるイヌイットの人達の間では、日本人のような心疾患の顕著な減少は見られないと言います。

 イヌイットの人達が行っている食生活では、日本人同様の魚からのオメガ3脂肪酸の摂取が行われていますが、飽和脂肪酸の摂取量も多い事から心疾患リスクの軽減に繋がっていないと考えられています。伝統的な日本食の良さが、再度裏付けられたように思えます。


 



第1071回 増大要因     2008年08月20日

 人による個人差はありますが、ほぼすべての人が人生の約4分の1もの大きな時間を費やしているもの、それが睡眠ではないでしょうか。毎日同じように繰り返す事ではありますが、決して蔑ろにする事のできない大切な事でもあります。

 その睡眠の質を大きく低下させてしまうものの一つに、睡眠時無呼吸症の存在があります。睡眠時無呼吸症は、睡眠中に呼吸停止や浅呼吸が生じて睡眠を妨げる障害で、ほとんどの場合、日中の過度の眠気や慢性的な疲労感以外には本人に自覚はありません。

 自分では充分な時間の睡眠を確保しているつもりでも、疲れや眠気が抜けない。それだけでも困った障害と思えるのですが、過去の多くの研究で睡眠時無呼吸症が死亡リスクを増大させる事が示されてきています。

 先日行われたあらゆる原因による死亡率と睡眠時無呼吸症との独立した関連性を示す研究によると、睡眠時無呼吸症の存在は死亡率を極めて大きく増大させる事が認められ、重度の睡眠時無呼吸症がある人の場合、40歳の人の死亡率が正常な人の57歳時の死亡率と同じになるとされていました。

 また別な研究では、重度の睡眠時無呼吸症によって死亡率が3倍も高まる事や、軽度から中等度の睡眠時無呼吸症でも正常な人よりも50%も死亡率が高まる事を示すという結果も得られています。

 良い睡眠は健康の基本でもあるので、睡眠の質の低下が死亡率を増大させる事はある程度は予想できる事ではありますが、数字的な結果として示されると怖いものを感じてしまいます。日中の眠気や疲れ、充分に気を付けたいと思います。


 



第1070回 本物不在     2008年08月19日

 昔から「香りマツタケ、味シメジ」と言われます。確かにマツタケは香り高く、最も良い香りを持つキノコと呼ばれる事も納得できます。しかし、もう片方のシメジは、食べやすい食材ではありますが、それほどしっかりとした旨味があるとは思えません。

 旨味という点ではシイタケやマイタケの方が勝っているように思えるのですが、何故、美味しいキノコの頂点にシメジを据えられているのか、ちょっと不思議に思えてしまいます。

 実はその理由は単純なもので、私たちが普段シメジとして接している食材が、本当のシメジではないという事を上げる事ができます。

 本来、シメジと言うとキシメジ科シメジ属のホンシメジを指します。しかし、普段接しているシメジは、同じキシメジ科ではありますがシロタモギタケ属のブナシメジか、ヒラタケ科ヒラタケ属のヒラタケを人工栽培したもので、本当のシメジではありません。

 ホンシメジはマツタケと同じく共生菌と呼ばれるキノコで、生きている木と共生関係を築いて助け合う事で生活しています。そのため人工栽培する事が極めて難しく、天然物は非常に貴重で日常的に流通する事はありません。

 それに対しブナシメジやヒラタケは腐生菌に分類されるキノコで、枯木やオガクズなどで比較的容易に栽培する事ができます。ヒラタケの人工栽培が確立され、一般的に流通される事になった際、馴染みのないヒラタケでは消費者に受け入れられないかもしれないので、よく似たシメジという商標で売られる事になりました。

 その後、ブナシメジの栽培法が確立されると、ヒラタケよりもシメジに近く、同じキシメジ科でもあるという事から、ブナシメジをホンシメジという商標で売り出す事になりました。

 それが一般化して本当のシメジではないヒラタケ、ブナシメジがシメジ、ホンシメジとして売られる事になってしまいました。今ではキノコ類を販売する際は、本来の名前を使うようにという林野庁長官通達が出され、ヒラタケ、ブナシメジとして売られてはいますが、どちらも相変わらずシメジとして扱われています。

 名前が取り違えられているだけなら良いのですが、キノコの美味しさを決めているグアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸などの旨味成分の含有量が、ホンシメジとヒラタケ、ブナシメジでは5倍近い開きがあります。普段食べているシメジが5倍美味しくなったとしたら...。そう考えると味はシメジなのかもしれません。


 



第1069回 レタスの入浴     2008年08月18日

 大好きな食材なのですが、あまり日持ちがしない事から常備するには至らない、レタスにはそんな印象があります。透明感のある淡い緑と白の色合いは、少し時間を置いてしまうと茶色く変色してしまいます。

 レタスを調理する際、芯を回し取って内側から小分けして、手で千切って食べやすい大きさにし、極力包丁は使いません。包丁は金属で出来ているので、金属のイオン効果で変色しやすくなるのを防ぐためです。

 それだけ変色しやすいレタスですが、レタスが変色するのには大事な意味があります。レタスが変色するのはレタスが持つ酵素の力によるもので、変色した部分は強い酸性の状態にあります。虫に食べられたりした際に、その部分を酸性にして虫を追い払ったり、その部分からの雑菌の進入を防ぐためです。

 そんなレタスの変色を防ぎ、シャキっとした食感を長持ちさせる方法があります。別に難しい事ではなく、非常に簡単な事なのですが意外と知られていない事でもあります。

 沸騰したお湯と水を混ぜ合わせる、それで約50度のお湯ができます。それに2分ほど漬け込む事でレタスは、通常の状態よりも変色しにくくする事ができます。予期せぬ高温に出会った事で形成される特殊なタンパク質が変色を防いでくれます。

 また、50度という温度はレタスに含まれるペクチンを硬化させ始める温度で、ペクチンが硬化する事でレタスの食感はよりシャキっとしたものになります。

 水の分子の動きも温度が高まるほど大きくなる事から、常温の水よりも50度の方がよりレタスに吸収されやすくなり、レタスを瑞々しくパリっとした食感にしてくれ、苦味成分も加熱された事で分解され、レタスが持つ本来の甘みを楽しむ事ができます。レタスとお湯、ちょっと不似合いな感じの取り合わせですが、レタスをより美味しくしてくれます。

 



第1068回 付合模索     2008年08月12日

 ヘリコバクターピロリ菌は、かつては酸性度が高すぎて一切の雑菌が棲息できないと考えられていた胃の中で繁殖しています。飲料水などから経口感染する事から、保菌者の割合は高いとされ、胃ガンや胃潰瘍の原因になる事も示唆されている事から、悪者視されています。

 ピロリ菌と人類の関わりは古く、人類誕生以降感染が続いていたと考えられています。20世紀に入ってからは衛生状態が著しく改善された事や、抗生物質が使われるようになった事もあって、感染者の数は減少傾向にあると考えられています。

 特に近年、ピロリ菌駆除専用の抗生物質が開発されてからは、保菌者の数は大きく減少し、ピロリ菌への感染もそれほど脅威とは言えなくなってきているてきていると思います。

 弊害ばかりが言われてきたピロリ菌ですが、駆除できるようになり、研究が進むようになってくると、それなりに効用があったのではと言われるようになってきました。

 これまでピロリ菌の存在は、アレルギー症状を緩和するのではという可能性が示唆されてきていました。ピロリ菌を保有する小児では、アトピー性皮膚炎の発生が少ない事も確認されています。

 また、最近の研究では小児喘息の発生を抑えるの事も知られるようになってきています。7千人を超える小児のデータを収集し、ピロリ菌の保有の有無についてグループ分けして分析を行ったところ、ピロリ菌を保有する小児では、喘息の発生が59%も低く、花粉症やアトピー性皮膚炎、発疹などのアレルギーの発生も40%も低くなる事が明らかにされています。

 ピロリ菌が減少した事で成人の胃潰瘍や胃ガンは減少し、良い影響が出ていると言えますが、子供にとっては疾患の予防という大切な役割が低下してきている事にもなります。

 世界が清潔化して、身の回りからさまざまな菌が姿を消す事で、思わぬ弊害が出てくると言われていますが、ピロリ菌の存在もその一つなのかもしれません。今後は、上手に付き合う方法を探すという方向で研究が進めば良いのではと思ってしまいます。


 



第1067回 数え方いろいろ     2008年08月11日

 本来、イカは1匹、2匹ではなく1杯、2杯と数えます。別な数え方としては1本、2本で、同じく杯で数えられるタコは、1匹、2匹と数える事もあります。食材には独特の数え方をする物がありますが、最近ではそれもあまり使われなくなってきているのではないでしょうか。

 ハマグリはグラムで価格表示が行われる事が多く、単体で数える場合は1個、2個となってしまいますが、1口、2口という数え方もあります。1口、2口という数え方は、形状を見ると納得いくものがありますが、どことなく寄付などを思い起こしてしまいます。

 素麺や最近ではパスタでも1回分を束ねてある物は、1束、2束と数えますが、「把(わ)」という単位でも数えていました。同じ数え方では野菜があり、葉物野菜やネギ、ニラなど束ねられて売られる事が多い野菜では1把、2把と数えられていました。

 いまだに健在という点では、豆腐の1丁、2丁ですが、こんにゃくが同じ数えられ方をしていた事はあまり知られておらず、もう一つの数え方、1枚、2枚の方が一般化しています。もっと知られていないのは包丁が1丁、2丁と数えられるという事で、「柄(え)」という数え方も使われず、1本、2本が普通となっています。

 房の状態で収穫される果物については、1房、2房が使われていますが、巨峰などの大粒のブドウの場合、房を離れると粒、バナナの場合、1本、2本となる事は、数え方を複雑化しているようにも思えます。

 ご飯の場合、1杯、2杯が普通に使われ、イカと一緒とあえて言われてしまうとちょっと意外な感じもしてしまいます。そのご飯も1膳、2膳という数え方があり、同じ数え方は箸にも使われています。

 箸に関しては、ほとんど知られてしませんが、1具、2具や1揃い、2揃いとい数え方があり、言われると解る気はしますが、使ってみても通じないようには思えてしまいます。

 食材の数え方に限らず、日本語の古い言い回しには美しいものが多いと思っています。失われる一方ではありますが、できるだけ次の世代に残してあげられればと思うのは私だけでしょうか。


 



第1066回 静かな脅威     2008年08月08日

 ガソリン価格の高騰や二酸化炭素排出抑制の意識の高まりなどもあって、ハイブリッドカーの人気が上昇してきていると聞かされます。

 ハイブリッドカーは従来のエンジンに加えて電動モーターを搭載する事で、エンジンの燃費を悪化させている発進加速時などの動力をモーターに担当してもらい、安定して走行している際にエンジンを回す事でついでに充電を行うというシステムを搭載して車の燃費を向上させています。

 そうしたハイブリッドカー独自のシステムは、今後思わぬ弊害を生むのではという懸念が出されています。通行人が多い混雑した交差点では、発進加速が連続する事から、ハイブリッドカーはエンジンではなくモーターを使って走行します。モーターの作動音はエンジンと比べて極めて小さい事から、ハイブリッドカーの接近に気付かない事が考えられます。

 車の接近や位置に関する情報は、視覚以外ではエンジンの音を参考に判断する事ができます。特に発進加速時はエンジン音も大きくなる事から、どのくらいの勢いでどの方向から車が加速しているのかを音で判断する事ができます。

 交差点で停止している車の1台目がハイブリッドカーで2台目が通常の車だった場合、発進加速を始めた際の音は2台目だけが大きく聞こえ、1台目で接近してくるハイブリッドカーに気付くのが遅くなってしまう事が起こりえます。

 ハイブリッドカーはエアコンのコンプレッサーも電動モーターで動かしています。そのためバッテリーの容量が低下してくると、エンジンを動かして充電を開始します。信号待ちをしている間が長ければ、急にエンジンが始動して予期せぬ音を発生させます。

 今後、普及が予想されている電動自動車の場合、エンジンの搭載はありませんので、そうした音の発生はほとんどないと言えます。電動モーターで駆動する静けさが特徴の一つとされているので、余計なノイズを識別のために付ける事は考えられないように思えます。横断歩道を歩きながらメールに気を取られていると、音もなく近づいてきていた車に驚かされてしまう。今後、そのような場面も増えてくるのではないでしょうか。


 



第1065回 家族の証明     2008年08月07日

 ペットの存在が高齢者の生活の質を向上させる事は広く知られています。それは介護施設においても例外ではなく、ペットの存在が良い結果をもたらした報告が多く行われています。

 初めて高齢者介護施設に猫を連れた女性が入居してきた際、スタッフの中では否定的な意見も出されていたと言います。アルツハイマー病患者のケアを専門的に行うその施設へ入居してきたその女性は、徘徊が見られる初期の認知症と診断されており、スタッフは女性ばかりでなく猫の世話も手助けしなければなりませんでした。

 自分達の仕事は高齢者のケアであって動物の世話ではないと憤るスタッフもいたそうですが、猫の存在が女性に与える抑うつや不安の軽減、生きる事への関心の高まりといったメリットの多さを目の当たりにし、次第にスタッフの考えも変っていったそうです。

 ペットと暮らす事で血圧や血中コレステロール値の低下、孤独感の軽減や人と話す機会の増加なども報告され、食事や会話をしなくなった老人が、施設に飼われていた犬と触れ合う事で食事をするようになり、他の入居者と話をするようになった事や、会話をしなくなった認知症の女性にスタッフが膝の上に猫を乗せるようにしたところ、1週間ほどで猫と会話するようになり、やがて娘と一緒に競馬場に馬を見に行くほどになったという話も聞かれています。

 そうした報告を受けてペットの飼育を推奨する介護施設も増えてきていると言われます。最近ではペットと一緒に入れる飲食店やホテルなども増えてきています。大切な家族の一員と言われて久しいペットだけに、いろんな場所へ気兼ねなく一緒に行ける事は、何より嬉しい事かもしれません。

 



第1064回 永久に動き続ける物 2     2008年08月06日

 理論的に完全に否定され、見果てぬ夢とまで言われている永久運動機関ですが、歴史上ただ一人だけその製作に成功したとされる人物がいます。

 オルフィレウスと呼ばれたその人物は、熱力学第一法則、エネルギー保存の法則という絶対的と思われている存在を無視したかのように動き続ける機械を作り出し、神の法則に逆らった男と呼ばれていました。

 オルフィレウスは本名をヨハン・エルンスト・エリアス・べスラーと言い、ドイツのザクセンに生まれています。時計職人であったとされますが、32歳の時に永久運動機関の謎を解き明かしたと世間に公表し、直径90cm、厚さ10cmの自動的に動き続ける車輪を公開しています。

 グラという街で最初の公開が行われたという記録が残されていますが、街の人々の反応は冷ややかで、オルフィレウス自身の性格もあって好意的には受け入れてもらえず、彼はそれから図面を抱えてさまざまな街を渡り歩く事になってしまいます。

 その後、更に大きな直径150cm、幅15cmの自動車輪を製作し、1分間に50回転というペースで安定的に稼動し、重さ20kg程度の物を持ち上げるという動力を発生させています。この頃を境にオルフィレウスの評判は急速に高まり、有名人の仲間入りを果たしていきます。

 やがて更に大きな自動車輪を製作するようになった彼は、時のカール大帝の目に留まり、役人としての地位とヴィゼンシュタイン城内に住居を得ます。研究資金の援助も受けて、潤沢な資金の中、庭園内の小屋に直径3.6m、厚さ35cmというこれまでで最大の自動車輪を製作します。

 巨大な自動車輪は数ヶ月にわたって一般公開が行われ、その間、多くの人が一切外部からの動力を得ないで車輪が回り続けている事を確認しています。

 常に懐疑的な目にさらされていたオルフィレウスは、大規模な公開実験として自動車輪を城内の部屋へ移し、部屋を誰も触れる事ができないように部屋を封印します。密閉されたドアの中、2ヶ月が経過しても自動車輪は回り続けていました。

 カール大帝はオルフィレウスから自動車輪を買い取る提案をしますが、オルフィレウスが提示した莫大な金額に一度は購入を断念します。しかし、自動車輪の存在は後の産業に重要な物となると考え、ロンドンの王立学府に資金繰りを申し込みました。

 その際、ちょっとした行き違いからオルフィレウスは機械の秘密が盗まれると誤解し、自動車輪を粉々に破壊して姿を消してしまいます。

 歴史から姿を消したオルフィレウスは、伝えられるところでは1745年、65歳でこの世を去る事となりますが、生前、何度か自動車輪を製作していると伝えられています。彼の死と共に多くの資料も失われ、今ではどのような物であったのかも知り得る事はできませんが、実在していればエネルギー問題、地球温暖化、多くの問題が解決できたように思えてしまいます。

 



第1063回 永久に動き続ける物 1     2008年08月05日

 相変わらずガソリンの高値が続いています。原油価格は下がってきているし、ドル安、円高の状態ではあるので、それほど高値になり続けるはずはないと思うのですが、しっかりガソリンスタンドは月末になると月初から値上がりするので、月内での満タンをお薦めしますという張り紙を見かけてしまいます。

 あまりにも高値が続くと、何か他の動力源はないものか?できれば思いっ切り経済的な物が良いなどと考えてしまいます。ハイブリッドエンジンは部品点数が多く、製造時に排出する二酸化炭素の量が莫大とか、長期にわたって乗り続けるのであれば高額なバッテリー交換費は納得できない。

 燃料電池は水素を燃焼した状態を作るので、排出される水分が都市部の湿度を上げ、思わぬ弊害がでないか。電気自動車は大元の電力を原子力が発電するのか、充電する毎に劣化するバッテリーによる航続距離の問題や最終的にゴミになった場合の処理など多くの問題が考えられる。いろんな事を考えてしまいます。

 それならいっその事、経済的で環境にも完璧に近いくらい優しい永久運動機関はできないものか?と、ちょっと飛躍して考えてしまいます。

 永久運動機関は文字通り永久に動き続ける機関の事で、一旦動き始めたら一切のエネルギーを補給してやる事なく動き続ける事ができる仕組みの事を指します。

 かつては錬金術と同じように真剣に研究された事もありますが、エネルギー保存の法則や、熱力学などの考え方が定着するにつれ、見果てぬ夢というか荒唐無稽なものとして扱われるようになっています。

 現在、車を動かす事の主流となっているエンジンもガソリンを供給しなければ動き続ける事は不可能で、永久運動機関とは程遠いものとなっているばかりか、供給されたガソリンも空気と混合した後、爆発させる事で必要なピストンを押し下げるエネルギーを発生させてはいますが、それ以外に熱や音、光といった別なエネルギーに変換されたり、各部品の摩擦などの抵抗といった損失を受けています。

 そうした目的以外のエネルギーへの変換や抵抗といったエネルギー損失がある以上、永久運動機関は実現不可能なものとして扱われますが、歴史上、一人だけその製作に成功したとされる人物がいます。

 オルフィレウスと呼ばれたその人物は、1680年にドイツのザクセンに生まれ、32歳と時に永久運動機関の謎を解き明かしたと世間に公表しています。

 



第1062回 新落雷注意     2008年08月04日

 恐怖というものは普遍的なもののように思えるのですが、案外そうでない部分もあり、かつての4大恐怖とされた「地震、雷、火事、親父」も時代と共にその度合いが変わってきていると言えます。

 耐震や免震構造の発達には著しいものがありますが、相変わらず地震は一度起これば大きな被害を生むだけに怖ろしいものとなっています。

 火事も難燃性の素材が発達してきてはいますが、ニュースで報じられる頻度も高く、やはり怖いものとなっています。それに対し親父は父親の権威の失墜が言われて久しく、怖くないという家庭も増えてきたのかもしれません。

 その中にあって微妙なのが雷ではないかと思います。4大恐怖の2番目に登場してくる雷ではありますが、1960年代には年間50人近くを記録していた落雷による死亡者数も1990年代には5人程度と激減し、極めて稀で偶発的な自然災害という位置付けになってきています。

 雷に対する危機意識の定着や避雷針などの普及に伴い、人的な被害は出にくくなった雷ですが、時代の変化に伴い新たな被害を発生させてきています。

 特に最近目立ってきているのが落雷によるコンピューターシステムの破壊で、被害総額がかなりになるケースもあります。全国的に増えてきている風力発電の風車も、何もない平地に100mを超える構造物が存在する事から、落雷の被害を受けやすいとされ、徐々に落雷の被害が増えつつあり、落雷への対策が急がれています。

 避雷針の普及で雷が鳴り出したらビルの下へ移動すると良いとも言われますが、ビルの高層化によって屋上の避雷針にではなく壁面に落雷するケースが増えてきています。

 壁面への落雷はビルの外壁にダメージを与え、思わぬ落下物を生じる事になります。外壁のコンクリートが破損して落ちてきた場合、下に通行人がいて、傘などで上空の事が判らないと大変な事になってしまいます。

 少し怖さが和らいだ感じがしていた雷ですが、やはり4大恐怖の一つとしての地位は揺るぎないものがあるのかもしれません。ビルの横にいるので安全とは、決して言えない事を忘れないようにしなくてはなりません。

 



第1061回 肥満準備     2008年08月01日

 ダイエットを志した時、まず子供の頃の自分を思い浮かべてみて下さい。もし子供の頃肥っていたら、道のりは険しいものと覚悟が必要かもしれません。

 これまでも言われてきた事ですが、脂肪を形成する脂肪細胞の数は肥満の度合いに関わらず一定で、その大きさが変る事で脂肪の量が増減されています。

 人の体には数百億個の脂肪細胞が存在すると言われますが、最近の研究で成人になるとその数は生涯を通じて変化しない事が報告されています。

 687人の被験者から腹部の脂肪を採取して、年齢や肥満度指数(BMI)の変化と肥満細胞の数の関係を解析した結果、子供の頃は脂肪細胞の数自体が増えたり減ったりしながら、体重の増減が行われていますが、大人になるとその頃できた脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりするだけで体重の調整が行われている事が明らかにされています。

 子供と大人では体重の増減に関するメカニズムが異なるだけでなく、子供の頃のライフスタイルで将来の肥りやすさが左右される事になります。

 子供の将来を考え、辛いダイエットで苦労しないようにと思うのであれば、子供の頃に脂肪細胞を付け過ぎない事が大切で、毎日の食生活を通した適切な体重のコントロールが親の責任として大切になってくるのかもしれません。

 



 

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