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第1686回 妖怪出現?     2011年04月05日

 無事である事を「恙無い(つつがない)」という慣用句を用いて表現する事がありますが、「恙」には病気や災難といった意味があり、病気や災難がない状態を「無事である」として「恙無い」と言っています。

 その恙を名前に持つツツガムシ(恙虫)はダニ目ツツガムシ科のダニの総称で、日本には約100種ほどが生息している事が報告されています。

 ツツガムシの名前の由来は、正体不明の虫刺されの後に原因不明の致命的な病気を発症する事があり、「恙虫」という妖怪に刺された事が原因と考えられ、ツツガムシ病と呼ばれていました。後にツツガムシ病はダニが媒介する感染症である事が判り、媒介者であるダニにツツガムシの名前が付けられました。

 ツツガムシ病の原因はツツガムシの体内にいるツツガムシ病リケッチアによるもので、ツツガムシの0.1〜3%が体内にリケッチアを保有していると見られています。

 ツツガムシは土壌中の昆虫の卵などを捕食して生活していますが、卵から孵化した直後の限られた時期だけネズミなどの動物の皮膚に付着して生活する習性があり、その間に人獣共通の感染症であるツツガムシ病を媒介します。

 典型的な症状としては39度を超える高い発熱や全身に紅斑が見られ、体の何処かにダニに刺された後が存在します。倦怠感や頭痛、リンパ節の腫れが見られ、重症化すると血管内での血液の凝固や多臓器不全が起こり、死に至る病として恐れられ、4類感染症として報告の対象となっています。

 先日の東日本大震災によってツツガムシ病がこれまで発生していなかった地域でも多発する可能性が示唆され、注意が喚起されています。地震や津波による土砂災害でツツガムシが棲息していた土壌が流され、広範囲にツツガムシが拡散した可能性が考えられるためです。

 被災地ではさまざまな感染症の蔓延が懸念されていますが、その中に怖ろしいツツガムシ病も加わる事を考えると、改めて震災がもたらす多面的な影響と怖ろしさを実感させられてしまいます。


 


 

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