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第1687回 小豆の季節(1)     2011年04月06日

 定番の和菓子として年中見かける事から、あまり季節感を感じる物ではなくなってきていますが、お彼岸に食べる和菓子というと「おはぎ」や「ぼたもち」が思い浮かびます。

 おはぎとぼたもちはどちらも小豆ともち米で作られ、一見同じ物のように見えるのですが、それぞれ別な呼び名が与えられています。一般的に言われるところでは、漉し餡で作られているのがおはぎで粒餡がぼたもちとされ、別な分類法では中のもち米が米粒の形状が残っているのがおはぎで、完全に持ちの状態になっているのがぼたもちともされます。

 全体が小さく作られているのがおはぎで、大ぶりなのがぼたもち。高級なのがおはぎで、庶民的なのがぼたもちという意見もあり、それらの諸説を合せていくとだいたいのイメージができてくるのですが、実は両者を分けているのは作り方や大きさ、高級感などではなく食べる季節となっています。

 牡丹の花が咲く春のお彼岸に食べるのが「牡丹餅(ぼたもち)」、萩の花が咲く秋のお彼岸に食べるのが「お萩(おはぎ)」となっています。どちらも小豆の粒や色合いを花に見立てたもので、和菓子らしく季節感を表現したものでもあるのですが、今では通年、「おはぎ」と表示する事が大勢を占めています。

 春と秋という季節の違いはおはぎとぼたもちの仕上がりにも影響していて、おはぎが食べられる秋のお彼岸は、小豆の収穫の時期でもあり、収穫したての柔らかい小豆を使っておはぎが作られる事から、皮まで全て使った粒餡でおはぎは仕上げられます。

 それに対してぼたもちが食べられる春のお彼岸では、小豆は一冬を越してしまっていて、今ほど保存の技術が高くない事もあって小豆の皮は固くなってしまっています。皮が固い小豆をそのまま使うと食感が悪くなってしまう事から、小豆の皮を取り除いてぼたもちは作られ、漉し餡の状態で仕上げられるようになっています。

 漉し餡の方が一手間かかる事や高級イメージがある事から粒餡がぼたもち、漉し餡がおはぎと思われがちですが、保存技術の発達や皮が柔らかい小豆への品種改良がなかった頃の季節的な要因を考えると、両者の微妙な違いが見えてくるようにも思えます。


 


 

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