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第1693回 工業化ブーム     2011年04月14日

 食料の工場生産というとあまり良いイメージは持たれないのですが、昨年の暑過ぎた夏に話題となった野菜工場はクリーンで健康的なイメージがあります。

 野菜を畑ではなく建物の中で機械化された環境で生産する野菜工場は、それぞれの野菜に適した環境を人為的に作り出す事が可能な事から、効率的に野菜を育てる事ができるだけでなく、季節に関係なく計画的かつ衛生的に栽培する事が可能であると考える事ができます。

 これまで日本では野菜工場のブームは2度訪れたとされ、最初のブームは1980年代とされています。大手スーパーを中心に野菜工場を持つ事によって自社製品の生産に取り組む事が流行した時期で、まるで木のように大きく成長したトマトや当時、使われはじめた光ファイバーを使った採光などが思い出されます。

 2回目ののブームは農林水産省によって支援が行われ、いくつかの食品メーカーにおいて自社の製品を生産するために野菜工場が建設された時期とされ、過酷な気候から大幅に野菜不足が言われた昨年の夏が3回目のブームと考える事ができます。

 一見、一定の間隔でブームが繰り返されているように感じられますが、その間にも確実に技術は進歩を遂げ、出来上がってくる野菜も大幅に品質が向上しています。

 最大の技術革新の一つに野菜という植物に欠かせない照明の進化があり、白熱灯や蛍光灯と比べて圧倒的に電気代が安上がりなLED(発光ダイオード)が使用可能となり、ランニングコストの軽減、最終的な販売価格の低下による市場での競争力の向上があり、野菜工場で作られた野菜が割高で特殊な存在ではない雰囲気作りに貢献しています。

 野菜自体も品種改良が行われ、水耕栽培に適した品種の開発によって路地物に敵わないとされた味も遜色のないものへと改善され、強風にさらされる事なく均一に光が当てられる事から、姿も屋外での栽培よりも整った状態で栽培する事が可能となっています。

 また、野菜工場に対するイメージも変化し、工場生産、人為的な栽培、高コスト栽培による割高販売といった負のイメージから、外的な環境から切り離す事によって病気や害虫などから隔離する事ができ、無農薬で栽培できるというヘルシーでクリーンなイメージも定着してきました。

 農作物の収穫量は畑の面積である程度決められてきましたが、野菜工場では多層化が可能である事から収穫量に関して土地の制約を受けないというメリットもあります。

 太陽光や風力などによる発電の効率化やLEDをはじめとした各種設備の省電力化が進めば、農業の工業化はそれほど遠くない将来像となるのかもしれない、そう思えてしまいます。


 


 

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